さとし日記

東大大学院M2。認知科学専攻。考えたこと、感じたことを、シンプルに。メディアでの引用は連絡なしでどうぞ!

アウトプットすることが、学習において、もっとも効率の良い手段の一つであることには、殆ど疑いの余地がない

アウトプットすることが、学習において、もっとも効率の良い手段の一つであることには、殆ど疑いの余地がない。しかし、特に日本においては、インプット中心の学習が行われている。

 

たくさんインプットすれば、質の良いアウトプットが生まれるのか。そうではないのだと思う。

 

むしろ、アウトプットがあるからこそ、インプットの精度が高まる。

 

しかし、日本の教育はそうはなっていない。おそらく、原因の一つには、人口密度の高さが挙げられる。

 

とにかく人が密集している。人目につく。そうであれば、質の低いものは外に出せない。恥を感じてしまうので。

 

その結果、徹底的に質を上げ続け、「完成品」のみを外に出す。

 

職人芸の世界。これで高められる技能もあるのかもしれないが、少なくとも効率は良くない。